【操作方法】
1.操作のながれ
Xam2024は
- 検索条件の指定
- 検索結果からの問題選択
- テスト出力
以上の3ステップでテスト問題を簡単に作成することができます。
それでは、実際にテスト問題をつくってみましょう。
2.検索条件の指定
Xam2024は膨大な量の問題データベースを持っています。ここから目的の問題データを抽出するには、検索が必要です。
「検索入力」エリアから、検索タブのなかの選択肢を選ぶことにより、全データベースから検索条件に合致したデータが「検索結果」エリアに反映されます。
検索条件を順次指定して、データベースから必要とするデータを絞り込みます。
分類タブを切り替えて、検索条件を指定してみましょう。
フリーワードを入力して、自由に検索条件を指定することもできます。
また、語句を二重引用符(")で囲むと、その語句をまったく変更せずに、そのままの語順で完全に一致する語句が検索できます(フレーズによる検索)。
また、[検索オプション]をクリックすると「AND」検索,「OR」検索,「NOT」検索が可能になります。
※フレーズ検索は「問題文」以外の「検索対象」には対応していません。
検索オプションの使い方
◆「AND」検索:
- それぞれの入力欄に調べたいキーワードもしくはフレーズを入れます。
- [すべて含む]にチェックを入れます。
- [この条件]で検索をクリックします。
例:"let" "it" "go"で検索をした場合、"let" "it" "go"すべてが含まれる問題が検索されます。
◆「OR」検索:
- それぞれの入力欄に調べたいキーワードもしくはフレーズを入れます。
- [いずれかを含む]にチェックを入れます。
- [この条件]で検索をクリックします。
例:"let" "it" "go"で検索をした場合、"let" "it" "go"のいずれかが含まれる問題が検索されます。
◆「NOT」検索:
- それぞれの入力欄に調べたいキーワードを入れます
- 除外したいキーワードを入力します。
- [この条件で検索]をクリックします。
例:"let" "it" "go"で[いずれかを含む]にチェックを入れ、除外したいキーワードに"only"を入力して検索をした場合、"let" "it" "go"のいずれかを含み、かつ、"only"が含まれない問題が検索されます。
※「AND」検索,「OR」検索はキーワードだけでなくフレーズで検索することも可能です。
※「NOT」検索は除外したいキーワードだけで検索することも可能です。
ワイルドカード検索(あいまい検索)も可能です。
検索キーワードで、一部不明・あいまいな文字や単語を「*」(アスタリスク)に置き換え検索することで、類似した検索結果が表示されます。
例えば、「吾輩は猫である」の「猫」がわからなかった場合、「猫」の部分を「*」にして、「吾輩は*である」などとし、ワイルドカード検索にチェックを入れて検索することで、「吾輩は猫である」と類似した検索ができます。
数学・理科(理科総合を除く)では学習指導要領に対応した内容での検索が可能です。
社会・理科(理科総合を除く)では索引による検索も可能です。
頭文字のボタンを押すとキーワードが表示されます。検索したいキーワードを素早く選べます。
類似表現も同時に検索できます。
検索条件は「検索ツリー」エリアに段階的に表示されます。
「検索ツリー」は左右[矢印ボタン]をクリックすることによって、「戻る」、「進む」が可能です。
途中まで戻って検索し直すこともできます。
エリア内に表示された検索項目を直接クリックすることによって、検索過程を手短かに遡ることもできます。
すべての検索条件をクリアしたいときは「検索クリア」ボタンをクリックします。
このようにして、検索条件を順次、指定して、膨大なデータベースから目的とするデータを検索していきます。
3.検索結果からの問題選択
絞込み検索された問題データをテスト作成するには、問題データを一旦「テストトレイ」に格納します。
「検索結果」エリア内にある問題データ(行)をドラッグして、「テストトレイ」にドロップすれば、「テストトレイ」に入ります。
さらに、左端の行ヘッダ部分を[Shift] + マウスクリック、もしくは[Ctrl] + マウスクリックで複数選択することも可能です。
行ヘッダ部分で右クリックをすると、選択したリストにチェックを入れる、もしくは、はずすことができます。
複数の問題データを一度に、「テストトレイ」に格納するには、「検索結果」のチェックボックスにチェックを入れて、「トレイに入れる」ボタンをクリックします。
「テストトレイ」をクリアしたいときは「トレイクリア」ボタンをクリックします。
「テストトレイ」に格納された問題データは、テスト出力時に、上から順にページングされます。 順番を代えたい時は、行を選択して、上下「矢印ボタン」をクリックします。
4.テスト出力
「テストトレイ」の問題データを出力してみましょう。
チェックボックスにチェックが入っているデータが出力されますので、出力が不要なデータはチェックをはずしてください。
「テスト作成」ボタンをクリックします。
テスト作成ウィンドウが展開します。
用紙サイズ・方向や問題・解答の順序を選択して、「テスト作成」ボタンをクリックします。
「ヒストリーに記録」をチェックを入れておくと、テスト作成履歴が残り、後で管理がしやすくなります。
プログレスバーの終了とともに、自動的にワープロソフトが起動して、問題が展開されます。
これをプリントアウトすれば、テストが完成です。
Xam2024の基本操作はこの「検索」→「選択」→「出力」の3ステップです。
ほかにも機能がありますので、それをこれからご紹介します。
5.プレビュー
Xam2024には、テスト出力する前に問題データをプレビューする機能があります。 「検索結果」エリアのセル、あるいは行を選択すると、プレビューエリアの問題簡易表示画面に問題データの内容が表示されます。
ボタンをクリックすると、ワープロファイルから出力したPDFファイルが表示されます。 | ||
TEXT | ボタンをクリックすると、選択している問題のテキストファイルが表示されます。 | |
全問 | ボタンをクリックすると、ワープロソフトが起動し、選択している問題を含む1冊子を表示します。 | |
単問 | ボタンをクリックすると、ワープロソフトが起動し、選択している問題のみが表示されます。 | |
解答 | ボタンをクリックすると、ワープロソフトが起動し、選択している問題の解答が表示されます。 |
※:「表示/編集」→「問題ファイルの編集」・「解答ファイルの編集」を選択すると、ワープロファイルが起動し、問題もしくは解答のワープロファイルを直接編集することができます。「上書きして保存」すると以降のテスト作成等にも反映されます。ただし、その後にWebアップデート等を行うと更新される場合がございます。編集したファイルを任意の場所にバックアップ保存しておくことをお勧めします。
【ご注意】ファイルへのアクセス権限について
「問題ファイルの編集」・「解答ファイルの編集」は問題データをCドライブなどOSと同じドライブにインストールしている場合、ファイルへのアクセス権限の関係で編集できない場合があります。その場合は「ツール」→「データファイルのアクセス権の変更」を選択していただくか、製品同梱のプログラム(caclssdr.exe)を実行してください。(どちらの方法も管理者権限が必要です)
フリーワード入力欄にキーワードを入力して検索すると、「問題簡易表示」欄にハイライト表示されます。
また、キーワードとキーワードの間にスペースを入れることによって、5つまで同時に検索することができ、「問題簡易表示」欄でも色分けされて表示されます。
(5つ以上の「キーワード」を検索する場合は何回かに分けて検索してください。)
さらに、語句を二重引用符(")で囲むと、その語句をまったく変更せずに、そのままの語順で完全に一致する語句(フレーズ)が検索されます。
フレーズ検索も同時に3つまで同時に検索することができます。 フレーズを囲った二重引用符(")の間に「AND」もしくは「OR」を入れることによってAND検索、OR検索をすることも可能です。
詳しくはXam2024内の検索機能のヘルプをご覧ください。
※ヘルプは下の画像のボタンを押してください。
プレビューエリアにある「問題簡易表示」の下のボタンをクリックすると、表示領域が拡大します。
表示領域を拡大した状態でボタンをクリックすると、通常表示に戻ります。
※表示エリアをダブルクリックしても拡大・縮小できます。
プレビューエリアの左端をドラッグすると,問題簡易表を拡大することが可能です。
「問題簡易表示」欄の右上、「備考」欄の右のボタンをクリックすると、ボタンの表示がに変わり、ロックが解除されその表示領域へ書き込みが可能になります。
ボタンをクリックすると表示領域がロックされ、書き込みが不可能になります。
また、下図の赤色箇所をクリックすることで、「プレビュー」エリアを表示/非表示できます。
プレビューエリアの文字のサイズを変えることもできます。
6.ヒストリー
テスト作成すると、その日付と内容を履歴として表示します。エクスプローラ風の操作で、表示の詳細な展開や折りたたみが可能です。
判別しやすいようにテストの名称を変更することも可能です。
ヒストリーから過去のテスト作成を再現することも可能です。
呼び出したいヒストリー情報をドラッグして、「テストトレイ」にドロップすると、「テストトレイ」に問題データが入ります。
下図の赤色箇所をクリックすることで、「ヒストリー」エリアを閉じて、「検索入力」エリアを広げることができます。
下図の赤色箇所をクリックすることで、「検索入力」エリアを閉じて、「ヒストリー」エリアを広げることができます。
下図の赤色箇所をクリックすることで、「検索入力」「ヒストリー」エリアを表示/非表示することができます。
7.テストテンプレート追加
テスト作成時に使用するテンプレートに学校独自や定期テスト用など、各自ご用意いただいたテンプレート(定型)ファイルを簡単に追加することができます。
「ツール」→「オプション」の順に進み、「ワープロ・テスト作成」タブを選択します。
「用紙サイズ・用紙方向」のリストに、作成したテンプレートをドラッグ&ドロップするか、[テンプレート追加]ボタンを押して簡単に独自のテンプレートを追加することができます。
テスト作成ウィンドウでも「用紙サイズ・用紙方向」のリストに、作成したテンプレートをドラッグ&ドロップすることで簡単に追加することができます。
※テンプレート(定型)ファイルの作成方法について、詳しくは各ワープロソフトのヘルプもしくはマニュアルをご覧ください。
※開発中の画面のため、実際とは多少異なる場合がございます。